大宮を過ぎると田園風景に変わった。軽井沢駅付近では右手に浅間山が大きく見え、佐久平駅を過ぎると左手に八ヶ岳が遠望できる。
長野駅手前や上越妙高駅付近からも残雪の山並みが見える。帰宅後同定すると、長野駅手前の犀川鉄橋付近で見えた山は、鹿島槍ヶ岳と五竜岳であることがわかった。

黒部宇奈月温泉駅で途中下車。富山地方鉄道に乗り換えて新魚津駅で下車し、魚津埋没林博物館へ。
河川氾濫と海面上昇が複合して埋没した、約2000年前の原生林跡。魚津港工事で掘り下げられた砂浜で発見された。発掘現場の一部がそのまま保存されている。
屋上からは北アルプスの山々が眺められる。この日は霞がひどく、強めに画質を調整。
再び黒部宇奈月温泉駅まで戻り、金沢駅からは北陸本線に乗り加賀温泉駅で2度目の途中下車。
タクシーで中谷宇吉郎 雪の科学館へ。「雪は天から送られた手紙である」で有名な中谷宇吉郎博士の研究成果などが展示されている。
こじんまりした科学館だが立地場所がいい。併設の喫茶「冬の華」からは柴山潟と白山などの山を眺められる。
加賀温泉駅に戻り、サンダーバードで新大阪駅、さらに山陽新幹線で帰福。加賀温泉から新大阪までの在来線は、旅の終盤でもあり結構長く感じた。