
講座を企画された岸由二さん(現 慶応義塾大学名誉教授)と知り合い、5〜6年間、鶴見川源流域での活動にご一緒させていただきました。
岸さんはその頃から<流域思考>を言われていて、出版されたのが
『リバーネーム』(岸由二著, リトル・モア, 1994年)
です。
"リバーネーム"って?と思うかもしれませんが、簡単に言えば、自然とのつながりを意識するには、自分の住まう場所は行政区分ではなく、川の流域地図で知ろう、ということ。私はいま芦田川流域人です。
昨年の台風19号災害では、"流域型洪水"という奇妙な用語が出てきましたが、洪水はもともと流域で起こるものですよね。
写真右の本はいまも入手可能と思います。
『流域地図の作り方』(岸由二著, ちくまプリマー新書, 2013年)