
『なんで山登るねん 正・続・続々』(高田直樹著, 河出文庫, 2002年)
月刊『山と渓谷』に1975年頃から連載されたもので、その後単行本(山と渓谷社)、文庫本(河出文庫)に、さらに2014年にはヤマケイ文庫(山と渓谷社)で[正]のみ復刊しています。単行本は探しても見つかりませんでした。
軽めのエッセイですが、奥深い内容もあり、パラパラ読み返してみても結構面白かったです。
連載当時の著者が京都の高校教師だったためかどうか知りませんが、教育論としても読まれているということを何かで読んだ気がします。
高田さんは北杜夫『白きたおやかな峰』に竹屋隊員として登場しているそうです(若い頃読んだけど記憶にはありません)。