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Iさんは星野道夫さんの本を紹介して、私にバトンを渡されました。
私も星野さんの写真やエッセーは大好きですので、まずは星野さんにも関係する本から始めたいと思います。
1996〜7年頃、札幌に頻繁に出張していて、おそらく新札幌駅の書店でたまたま入手した本です。
『開拓一家と動物たち』(坂本崇著、朝文社)
十勝地方の開拓地での生活を子供の眼でみたもので、とても面白く読んだ記憶があります。
著者の坂本崇さんが、星野さんのエッセー『旅をする木』に出てくる坂本直行さんのご子息だと気づいたのは、だいぶ経ってからだったように思います。