
『地球交響曲(ガイアシンフォニー) 第三番 魂の旅』(龍村仁著, 角川書店, 2003年)
第三番には星野道夫さんが登場する予定でしたが、直前にカムチャッカで不慮の死を遂げたため、星野さん不在で撮影が行われました。本書は監督自らが語った撮影打ち明け話、といったところでしょうか。
星野さんのエッセイに描かれている多くの友人の他に、『宇宙船とカヌー』の主人公であるフリーマン&ジョージ・ダイソン父子、遠洋航海用カヌー ホクレア号での伝統的航海術で知られるナイノア・トンプソンが登場します。
久し振りに第三番のDVDを観ました。
スピリチュアルな『地球交響曲』や、静かな星野さんの文章は、自分にとって精神を解放し癒してくれる存在のように感じています。