当時、まだ車を所有しておらず、町田駅からは何故か行先違いのバスに乗ってしまい、着いた終点は田園風景の中でした。
小さなお店で団地への道順を教えてもらい、生後半年の息子をベビーカーに乗せて歩きました。
車道を離れ、団地へ通じるという細い道の周りは雑木林と水田で、平屋建ての家が1軒あるのみ。この先に本当に団地があるのか半信半疑で歩き、木々の向こうに建物が見え出したときは、正直、ホッとした記憶があります。
2回目に来たのは、翌年の良く晴れた冬の日。
完成間近の部屋を自由に見学でき、富士山の見える眺望も気に入って、ここに住むことに決めました。
あの日、もし富士山が見えていなかったら、果たしてどういう判断をしていたでしょうか。。。

団地周辺を航空写真で見るとこんな感じです。
この辺りが鶴見川の源流域であることを知るのは、まだ何年か後のことです。
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